ソーシャルレンディングサービス

【投資実績】グリーンインフラレンディングの評判は?デメリットは?損失は?~徹底解説~

目次

ソーシャルレンディングとは

ソーシャルレンディングとは
ソーシャルレンディングを簡単に説明すると、お金を貸したい人(企業)と、お金を必要としている人(企業)の橋渡しを行うインターネットサービスです。

 

創業や事業拡大等で一定の資金を必要としている事業主が、ソーシャルレンディング事業者に融資希望の申請を行います。するとソーシャルレンディング事業者は、申請された案件の将来性、リスク、事業主自体の信用度を細かく審査します。

この事業主であればお金を融資しても無事に返済される可能性が高い、と判断された事業案件のみ、投資希望者に対して公開されます。

投資を希望する人は、公開された案件の中から好きなものを選択し、ソーシャルレンディング事業者に対して投資を行います。
そして、ソーシャルレンディング事業者は、投資者から預かったお金を事業主に渡し、事業主は事業を展開。融資して貰ったお礼に毎月利子をソーシャルレンディング事業者に返済し、その中から手数料を引いたお金が投資者に利益配当される仕組みです。

資産を増やしたい人が事業資金を集めたい人に投資し、無事事業が成功したあかつきには、利子を含めて投資した資金を返済して貰う。貸手と借手の両者が共にハッピーになれるサービスとして、近年非常に人気を集めています。

 

市場規模爆上げ中のソーシャルレンディングについてわかりやすく解説 近年、銀行の低預金よりも高利回りを得られる新しい資産運用方法として注目を集めている「ソーシャルレンディング」をご存知でしょうか?...

 

 

グリーンインフラレンディング概要

社名 株式会社グリーンインフラレンディング
本社所在地 東京都港区赤坂1-7-1
事業内容 クラウドファンディング
創立 平成28年7月21日
資本金 120,000,000円
代表者 代表取締役 中久保 正己

 

 

グリーンインフラレンディングの財務状況

会員数

 

応募数・応募金額推移

 

 

売上・利益推移

 

 

グリーンインフラレンディング代表者の経歴

中久保 正己の情報

神戸大学中退
1996年有限会社クオリティライフ設立、2000年に3億円の負債を抱え倒産
2001年株式会社ジャパンコストプランニング設立し、会長就任するも2005年に経営破綻
2016年maneoのプラットフォームを利用し、グリーンインフラレンディングを開始
2018年5月には累計募集額200億円を業界最速で突破するも、7月には環境庁から補助金の全額返還命令、グループ会社のJC証券が金融庁から金融商品取引業者の登録取消し処分を受ける

 

 

グリーンインフラレンディングを利用するのにおすすめな人

①既にソーシャルレンディングにて投資をしていて、ポートフォリオのリスク分散をしたいと考えている人

今あるソーシャルレンディングサービスの投資案件は、不動産・もしくは不動産事業を営む会社への融資案件であったり、店舗の開設をともなう事業への融資などがとても多いです。

しかし、グリーンインフラレンディングでは太陽光発電・バイオマスを中心とした再生可能エネルギー事業への投資案件を提供しています。他のソーシャルレンディングサービスとはタイプの違うグリーンインフラレンディングの融資案件を通じて、ポートフォリオのリスク分散ができるようになります。

②リスクをとってでも、二桁パーセントを超える高い運用利回りを求めている人

グリーンインフラレンディングは二桁パーセントを超える高い利回りの投資案件を投資家に提供しています。ソーシャルレンディングに高いリターンを求める投資家には、魅力的なクラウドファンディングサービス会社だと言えるでしょう。

 

 

グリーンインフラレンディングの利回り情報

グリーンインフラレンディングの投資案件には、10%から13.5%といった、とても高い利回りが設定されています。高い利回りが設定されていながらも、担保も同時に設定されている案件が多いため、リスクが抑えられて安心感もあります。

また、他のソーシャルレンディングサービスで10%を超えるリターンを提供するファンドは、多くが海外投資案件です。海外投資案件の場合、為替リスクを負うことになるので為替市場の状況によっては、予定のリターンを達成できない可能性もあります。

グリーンインフラレンディングは国内案件も多く提供しているので、国内案件を選ぶことで為替リスクを避けることも可能です。

 

現在の募集案件の想定利回り

過去の実績利回り

※この会社がグリーンインフラレンディングとなります。

 

 

元本割れや貸し倒れはない?

2018年8月現在は一切発生していません。

 

グリーンインフラレンディングへの投資応募状況

 

 

 

グリーンインフラレンディングの主な取り扱い案件

グリーンインフラレンディングが提供するインフラ投資案件は、大きく3種類に分けることができます。

1つ目は、メガソーラーローンファンドで、太陽光発電開発の事業者向けの融資ファンドです。
太陽光発電開発事業者向け融資を目的に組成されたファンドです。融資先企業は太陽光発電の土地と施設を開発し、その後太陽光発電運営企業に売却することを目指します。売却して得たお金が投資家に分配される仕組みです。

2つ目は、バイオマス発電ローンファンドで、有機資源をもとに発電を行うバイオマス発電開発の事業者向け融資ファンドです。
バイオマス発電とは、間伐材や木くず、可燃ごみ、廃油といったエネルギー資源を使って電気を作るエコロジーな発電方法です。
融資先企業はバイオマス発電の土地と施設を開発し、その後バイオマス発電運営企業に売却します。その販売代金が投資家に分配される仕組みです。

3つ目は、海外における水力発電の開発事業者向けファンドです。
小水力発電所を開発した後、再生可能エネルギー事業者や投資ファンド等に売却し、その売却代金が投資家に分配される仕組みです。この案件は名前のとおり、海外での事業向けの投資案件になっている点に注意してください。

いずれも、他クラウドファンディングサービスがあまり扱っていない、ユニークな投資案件となっています。

 

グリーンインフラレンディング公式ページ

 

 

グリーンインフラレンディングの特徴

グリーンインフラレンディングのメリット

他ソーシャルレンディングサービスと異なる分野に投資しているため、分散投資が可能

グリーンインフラレンディングは、再生可能エネルギーの分野に特化したインフラ投資ファンドを提供しています。他のソーシャルレンディングサービスは、不動産に関する投資案件が比較的多くの割合を占めています。

そのため、様々なソーシャルレンディングサービス会社を通じて投資を行っていても、結果的にポートフォリオに占める不動産リスクが高まってしまうことがクラウドファンディングの投資家の悩みの一つでした。グリーンインフラレンディングが提供している太陽光発電、バイオマス発電や水力発電といったインフラ事業への投資案件は、他のソーシャルレンディングサービスでは、あまり見かけることがありません。

現在すでに他のソーシャルレンディングサービスで投資を行っている方にとって、グリーンインフラレンディングのユニークな案件に投資することで、投資家のポートフォリオ全体の投資リスクを分散させることができます。

 

 

運用利回りが10%を超える案件が多数提供されている

ソーシャルレンディングサービス各社の平均利回りは5%から8%程度の案件が多くなっています。しかし、グリーンインフラレンディングのほとんどの投資案件の運用利回りは10%を超えるリターン水準となっています。

より高い利回りをクラウドファンディングに期待している投資家にとって、グリーンインフラレンディングの投資案件はポートフォリオのリターンを高めるための良い投資機会になってくれるでしょう。グリーンインフラレンディングは常時3件から10件弱程度の案件を提供しているので、常に投資機会を探すことができます。

リスク・リターンの比較的マイルドな案件を安定運用(コア)として他ソーシャルレンディングサービスで投資し、グリーンインフラレンディングでリターン水準の高いハイリスク・ハイリターン案件にも一部積極運用(サテライト)することで、資産運用の業界の言葉でよく使われるコア・サテライト運用を実現することも可能です。

 

 

投資案件に担保が設定されている

グリーンインフラレンディングが提供しているほとんどの投資案件に担保が設定されています。担保が設定されていれば、万一貸付先がデフォルトした場合でも担保を取得し現金化することで、投資家への返済にあてることができます。

ですから高い利回りが設定されているからといって、単純にリスクも高いというわけではありません。ただし、担保が設定されていればデフォルトが起きた際に必ず返済資金が回収できるというわけではありません。また、グリーンインフラレンディングの投資案件で設定されている担保は他ソーシャルレンディングサービスと比べても非常に複雑になっているため、注意を払う必要があります。

 

 

幅広く運用期間が設定されている

グリーンインフラレンディングが提供しているファンドの運用期間は、大半が6カ月から24カ月の間に設定されています。過去のファンドでは、最短で2カ月の運用期間が設定されていたケースもありました。マーケットの市況、インフラ市況などが変化するリスクを避けたいと考えている投資家は、運用期間の短いファンドを選んでリスクを抑えることもできます。

また、高い利回りを実現したいと考えている投資家は運用期間の長いファンドを選ぶことができます。グリーンインフラレンディングは幅広い投資期間のファンドを提供しているため、投資家の目的や事情に応じた投資案件を選ぶことできます。

 

 

maneoマーケットがサービス運営に関わっている

グリーンインフラレンディングは、ソーシャルレンディングサービス会社では業界最大手のmaneo社のプラットフォームを通じて投資家を募集しています。

つまり、グリーンインフラレンディングはmaneoの審査を経ているので、信頼度が高いと言ってよいでしょう。また、現在すでにmaneoに投資家登録を行い口座を開設している方は、maneoの「会員情報の連携」機能を使うことで、別途グリーンインフラレンディングに投資家登録をする必要なく投資を行うことが可能です。

なお、maneoに投資家登録をすることで、maneoとグリーンインフラレンディング以外にも、プレリートファンド株式会社、株式会社アップルバンク、株式会社キャッシュフローファイナンス、さくらソーシャルレンディング株式会社、アメリカンファンディング株式会社、スマートレンド株式会社、株式会社クラウドリース、ガイアファンディング株式会社、株式会社LCレンディングといった9社にも会員情報の連携を行うことができます。

 

 

グリーンインフラレンディングのデメリット

グリーンインフラレンディングおよび融資先の信用(デフォルト)リスクがある

グリーンインフラレンディングおよび案件の融資先には信用リスクがあります。グリーンインフラレンディングの経営状況が悪化した場合、予定の返済が遅れてしまったり、場合によっては投資家に返済がされなくなるリスクがあります。

また、および融資先企業の事業が行き詰ってしまった場合は、融資先企業からの返済の遅延や、場合によっては融資先企業の破綻にともなう債務不履行(デフォルト)の可能性があります。なお、投資家の資金は、会社の資金とは別のものとして分別管理されています。

 

 

流動性が低い(中途解約ができない)

グリーンインフラレンディングのファンド、というのは正確には匿名有限責任組合のことです。投資家は匿名有限責任組合の有限責任組合員として投資を行う仕組みになっています。つまり、投資家は匿名有限責任組合の持ち分を所有しているということになります。

この投資家の持ち分について、投資家が解約したいと考えてもグリーンインフラレンディングや第三者が買い取ることがないため、返済が行われるまで現金化することはできません。上場株式のように日々時価がついて自由に売買できる金融商品と比較して、ソーシャルレンディングは流動性が低い金融商品となります。

これは他のソーシャルレンディングサービスでも共通するリスクですが、中途解約ができないため、運用期間の間は使う予定の無い資金に限ってグリーンインフラレンディングに投資することに注意する必要があります。

 

 

ファンドは別々に設定されていても、同一の事業者に対する貸付が行われているケースがある

グリーンインフラレンディングの投資案件では、ファンドとしては別々に設定されているものの、繰り返し同じ事業者に融資されているケースがあります。そうすると、グリーンインフラレンディングの複数のファンドに投資していても、実態は同一の事業者に投資してしまっている可能性があります。

そのこと自体が悪いことではありませんが、同じ事業者に融資をするということは、すなわち同一のリスクを多く取ってしまうことを意味します。リスク分散という観点を考えた場合、ファンド毎にどの事業者に融資をしているか、グリーンインフラレンディングに投資する場合には注意する必要があるでしょう。

 

 

担保を設定している案件でも、担保割れが発生するリスクがある

グリーンインフラレンディングの投資案件には、ほとんどのケースで担保が設定されています。ただし、グリーンインフラレンディングの投資ファンドの取っている担保は、他のソーシャルレンディングサービス会社が提供している不動産ファンドの担保と内容が異なる点に注意する必要があります。

グリーンインフラレンディングの場合、例えばメガソーラーローンファンドであれば、担保として太陽光発電所の建設予定地の土地を担保として設定しています。多くの場合太陽光発電所の設置される土地というのは、都市部ではなく広大な敷地の取れる場所であることが一般的です。

そのため、担保の価値をどの程度見込むことができるのか不透明である可能性があります。メガソーラーローンファンドの付加価値は、太陽光発電による売電収入というキャッシュフローにあります。もし太陽光発電の開発計画が頓挫してしまった場合や電力の固定価格買取制度の認定が取り消されてしまった場合、担保となっている利便性の低い土地にどの程度の担保価値があるのかわからないリスクがあります。

 

 

投資案件の詳細な情報は開示されない

これはグリーンインフラレンディングに限らず、ソーシャルレンディングサービス会社全般にも言えることですが、投資先の事業者についての情報はあまり多く開示されていません。これは貸金業法上のルールに基づいており、投資家としては限定的な情報に基づいて投資の意思決定を行うしかありません。

開示される情報についてはソーシャルレンディングサービス会社によって差がありますが、グリーンインフラレンディングの場合は、事業者の地域、担保の評価額といった点について開示されています。また、投資案件のウェブページを通じて、グリーンインフラレンディングに質問を行うことが可能です。確認しておきたい情報などがあれば、投資を行う前に質問してみるのも一つの方法でしょう。

 

 

SNSでのグリーンインフラレンディングの評判

 

 

 

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