目次
ソーシャルレンディングとは
ソーシャルレンディングを簡単に説明すると、お金を貸したい人(企業)と、お金を必要としている人(企業)の橋渡しを行うインターネットサービスです。
創業や事業拡大等で一定の資金を必要としている事業主が、ソーシャルレンディング事業者に融資希望の申請を行います。するとソーシャルレンディング事業者は、申請された案件の将来性、リスク、事業主自体の信用度を細かく審査します。
この事業主であればお金を融資しても無事に返済される可能性が高い、と判断された事業案件のみ、投資希望者に対して公開されます。
投資を希望する人は、公開された案件の中から好きなものを選択し、ソーシャルレンディング事業者に対して投資を行います。
そして、ソーシャルレンディング事業者は、投資者から預かったお金を事業主に渡し、事業主は事業を展開。融資して貰ったお礼に毎月利子をソーシャルレンディング事業者に返済し、その中から手数料を引いたお金が投資者に利益配当される仕組みです。
資産を増やしたい人が事業資金を集めたい人に投資し、無事事業が成功したあかつきには、利子を含めて投資した資金を返済して貰う。貸手と借手の両者が共にハッピーになれるサービスとして、近年非常に人気を集めています。
アメリカンファンディング概要
社名 | アメリカンファンディング株式会社 |
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本社所在地 | 東京都中央区銀座一丁目16番7号 |
代表番号 | TEL:03-3546-8866 FAX:03-4496-6380 |
事業内容 | 不動産投資コンサルティングサービス ソーシャルレンディングサービス「アメリカンファンディング」における借り手の管理 |
創立 | 平成27年7月30日 |
資本金 | 50,000,000円 |
代表者 | 代表取締役 角内 創 |
アメリカンファンディングの財務状況
会員数
応募数・応募金額推移
売上・利益推移
非公開
アメリカンファンディング代表者の経歴
早稲田大学卒業後、千葉大学大学院自然科学研究科修了
米国カリフォルニア州公認不動産取引主任者、米国税理士、米国及びカリフォルニア州公認貸金業免許(NMLS)を保持し、米国不動産協会の公認会員
2003年渡米、ロサンゼルスの日系最大手不動産会社でキャリアをスタート
2006年現地にてAccross Pacific Investment, Inc.を設立
2010年米国法人である111 Capital, Inc.を設立
2015年アメリカンファンディング設立、maneoで案件募集を開始
2016年maneoグループとしてサービス開始
アメリカンファンディングを利用するのにおすすめな人
アメリカンファンディングはまだ歴史が浅くアメリカの経済事情一つで大きく傾く可能性があります。
現在のトランプ政権ではオバマ時代に比べて金利変動や貿易制限などといったアメリカ経済に大きな影響を与えるイベントが頻繁に起こるためリスクが発生する確率が高いといえるしょう。またアメリカでは比較的発生しやすいハリケーンや竜巻などの自然災害も不動産投資のリスクと捉えることもできます。
その反面年間利回りは高水準に設定されています。その値は8%前後と日本の投資信託と比較してもその差は歴然でしょう。アメリカンファンディングは多少リスクを伴っても高利回りな投資を行いたいというチャレンジャー精神を持つ人におすすめです。
アメリカンファンディングの利回り情報
アメリカンファンディングの利回りについては先ほど述べたように8%前後と比較的高めに設定されています。日本の不動産投資における利回りは都内の物件でも5%前後なのでその設定額の高さがお分かりいただけるでしょう。
その理由としてアメリカンファンディングは流動性の高い地域の物件を扱っているということが挙げられます。人口が多いアメリカでは人口が減少しない限り不動産が廃れるということは考えられません。そのことも踏まえて高めに利回りが設定されているのでしょう。
現在の募集案件の想定利回り
過去の実績利回り
※この会社がアメリカンファンディングとなります。
元本割れや貸し倒れはない?
2018年8月現在は一切発生していません。
アメリカンファンディングへの投資応募状況
アメリカンファンディングの主な取り扱い案件
主な取り扱い案件はカルフォルニアやインディアナ、テキサスといった都市の物件が多く見られます。案件によってその金額はさまざまでありおよそ400万円~1000万円超とかなりの幅があるので一概に表すのは困難でしょう。
運用機関においては日本の不動産とあまり変わりはなく半年から一年程度に設定されているといった状況になります。この案件は投資金額が高ければ高くなるほど比例して利回りも上がるという特徴もあるようです。
アメリカンファンディングの特徴
アメリカンファンディングのメリット
利回りの良さ
やはりアメリカンファンディングのメリットといったらその利回りの良さでしょう。日本の場合の不動産投資が利回り5%前後に対してアメリカンファンディングの場合は8%前後と1.5倍近くの高水準を保っています。
一般の方からするとあまり違いが判らないかもしれません。ところが100万円で運用したとしても利回りが5%と8%とでは5年間で20万円、10年間で50万円ほどの差が出てきます。同じ資産運用を行うのであれば少しでも利回りが高いものを選んだほうが資産の構築に効率的だということがお分かりいただけたでしょうか?
さらに投資期間が長ければ長いほどその利益は爆発的に差が開くでしょう。そのため長期間での運用を考えている方であればより一層アメリカンファンディングの恩恵を受けられるといってもいいのではないでしょうか?
貸し倒れリスクの低さ
不動産投資でで最も怖いのが貸し倒れです。自分が意を決して投じた資産が経営破綻などの事情ですべてなくなってしまうというのはその先の投資意欲の低下も招き最悪の事態となるでしょう。しかしこのアメリカンファンディングではそんな貸し倒れの危険性も低いといえます。
第一アメリカンファンディングでは人口が多くかつ流動性の高いエリアを対象として行っています。そのため人口が極端に減少したりその都市から移動薄るということがなければ不動産が衰退するということは考えにくいでしょう。
特に扱っているエリアはカリフォルニア、テキサス、インディアナなどの有名都市ですのでよほどのことがない限りその心配はないです。実際に現段階での貸し倒れは0件という実績もあります。
気軽に始められる投資金額の低さ
またそれだけの利回りを生むにもかかわらず最低投資額が低いこととしても知られるアメリカンファンディング。その金額は1万円と大学生でも可能な低設定となっております。
不動産投資と聞くとどうしても数百万の大金を用意できる限られた人が運用をして資産を増やすというイメージを持たれがちです。ところがこのアメリカンファンディングであれば通常の会社員はもちろん少し貯金のある主婦の方でも簡単に始められるというメリットがあります。
そのため若いうちからの資産構築にも適しているでしょう。今まで資産運用などしたことがなかったけれど将来や老後のために貯蓄を増やしていきたいとお考えの方は是非参考にしてみてください。
為替による資産の減少を心配しなくてよい
海外の物件や通貨を保有していると国に何かがあった時その為替の変動によって資産を失ってしまう可能性があります。しかしアメリカンファンディングは交換レートがあらかじめ設定されておりそのレートにしたがって取引を行こなうため為替が変動したとしてもそのレートが変わることがありません。
そのため比較的海外のファンディングの中でも安全なものといえるでしょう。経済や金融関係の情報が難しく常にチェックすることが苦痛な方やその時間が用意できない方にはかなりありがたい保証となっています。
また他のトレードや売買が難しいとされている為替の変動が大きい時期に安定して運用ができるという面でもメリットがあるのではないでしょうか?
アメリカンファンディングのデメリット
歴が浅く見通しが悪い
アメリカンファンディングは発足してからまだ一年弱というかなり新しいシステムとなっています。そのため情報が他の投資と比べて少なく不安要素が多いということも事実です。
自分の資産を運用するというのに不安な部分が大きいというのはデメリットになり得るでしょう。さらに情報が少ないのはアメリカンファンディングという仕組みだけではありません。運用する不動産物件に関しても情報が少ない上にアメリカの物件何で直接話を聞くことや見に行って評価するということが難しいとされるため物件選びもまた困難に陥ると思います。
そのため多少のリスクを負ってでも高利益を出したいという方でないと精神的につらいこともあり長く続けられないでしょう。
金額が小さい
先ほどメリットとして投資金額の低さを上げましたが物件一つ一つの価格が低いということもありこちらがデメリットとして挙がるようです。不動産の投資を行う方の多くは資産に余裕がありそれをさらに運用によって増やしたいという考えを持っています。
期間が長く頻繁に行うことができない不動産投資の世界では一度に投資できる金額が安いアメリカンファンディングの物件は相対的に利益が減ってしまうということもあるようで見送られてしまう原因になっています。
少ない資金で運用を始めたいという方にはおすすめですが大きな資金を投入して利益を上げようと考えている方には向いていないため日本の不動産などを運用したほうがいいのかもしれません。
自然災害
貸し倒れや為替変動によるリスクがないといっても不動産である以上自然災害によるリスクは避けられないでしょう。アメリカではハリケーンや竜巻といった自然災害が家を破棄することが珍しくないため日本よりも慎重に物件を選ぶ必要がありそうです。
実際に2017年8月にアメリカテキサス州を襲ったハリケーンはアメリカンファンディングによって取り扱われている物件に壊滅的な被害をもたらしました。
さらにハリケーンはテキサスにとどまったため被害は拡大したといわれております。このように確率的には高くはないもの自然災害によって資産が溶けてしまうこともあるためアメリカンファンディングはある程度のリスクを覚悟して行う必要があります。
長期期間を対象とした案件がない
不動産といえば長い年月をかけてじっくり利益を上げていくものという印象が強く蔓延している中このアメリカンファンディングは運用期間が一年前後と短めに設定されています。
他のソーシャルレンディングと比較してみてもその差は一目瞭然で他社では短い期間でも一年、中期であれば三年とそれぞれアメリカンファンディングよりも長いことがわかるでしょう。そのため不動産を長期的に運用するという王道の方法を用いることはできません。
仮にその短期間でも大きな利益を上げたいと考えるのであればそれなりの資金が必要です。通常の不動産投資を考えている方はその期待に応えることはできない可能性が高いので他の会社を利用したほうがいいでしょう。
アメリカの経済変動
アメリカの経済状況は比較的変動が激しく難しいため物件を選択する際には少し困難に感じるかもしれません。トランプ政権になってから民族の差別化や金利の上昇などといった不動産に関わるイベントが頻繁に行われてきました。
そのためアメリカの動向によって不動産の価値が変動するリスクは比較的高いと言えます。さらにアメリカは世界でも大きな権力を握っており各国とのつながりがとても強いためアメリカ以外の国の経済状況によってもその価格が変動する可能性があるというリスクもあります。
アメリカの経済が安定していない状態で不動産に投資をすることは危険なためやはりリスクを背負える人でないとアメリカンファンディングは厳しいでしょう。
SNSでのアメリカンファンディングの評判
アメリカンファンディングからの分配があったぞ~!今回は「1,576円」🙌豪華なランチが食べられますね😋でも、ひとまず貯金です(笑)#クラウドファンディング #投資 #アメリカンファンディング #maneo #分配金
— ミツナガ (@Chokin500) 2018年2月26日
投資初めはガンガンリスクとってガンガン増やして、投資金額がデカくなるにつれて利回りが落ちても安定してる案件に張るのがいいね。本業があるんだから。退職してからのゴックスはきついw
ということでアメリカンファンディングの比率を増やします。ボーナス突っ込みます!— Kei@左遷中 (@kbo_110) 2018年4月28日
maneo…次はアメリカンファンディングかぁ…んー利回りいいけどちょっとコワイなぁ(^^;なけなしの隠し予算だからな…運用期間6ヶ月じゃなくて3ヶ月ぐらいなら良かったけど…
ブロンズになってやったぞーw— シノビン (@shinobin4685) 2018年2月8日
しっかり分配金を受け取ることができるようです。利息だけで1500円なんて、今の低金利時代には考えられない利回りではないでしょうか。一番の下の方も言われているように、海外の不動産に長期投資するのは恐いイメージがあるようです。しかし、3ヵ月のような運用期間が短期の案件もアメリカンファンディングは募集しています。利回りも高いので、少額からでも投資してみてはいかがでしょうか。